2011.10.29 バンクベット周り異音対策
キャンカーでですが、1ヶ月ぐらい前から、走行中にキャブ側の天井部分からの異音が大きくなり始めました。
家具類からの異音はある程度仕方ないとしても、運転中に頭の上でガタガタ鳴ると、運転に集中出来ません(笑)
★調査その1「バンクベットのスライド部分」
一番怪しいのが、バンクベットのスライド部分で、ちょっとスライドを確認してみると、納車時に比べて、動きがスムーズになったような・・・
このスライド、結構力を入れないと、手前に動かなかったはずなのですが気づかないうちに軽く動くようになってました(笑)
で、少しばかり上方向に持ち上げてみると、やはり若干の隙間があるようです。
で、対策として、100均で家庭の室内ドアを固定するの隙間固定のパッド買ってきて、スライド部分に差込んで見ました。
これで、解決と思いきや、少しは音は少なくなったような気がしたが、やはりガタガタと音がする・・・・?
★調査その2「スライド部分の点検」
で、今回、ちょっと大掛かりになるので、休日の朝から、バンクベット周りを分解・・・ネジが20本近くあるので、大変!!
■スライド上部パネルを上げたところ

手前に引き出せないので、上方向に上げた状態です。
スライド部分は、両サイドの金属のアングルが金属プレートに乗っかってるだけです。
■スライドレール部分

時間とともに振動で上方隙間が広がり、金属部分同士が直接触れてるようなので、車体の振動でガタガタと金属音を出していたような感じです。
今回、隙間プレートで固定しても、奥側が固定されてないので、それで音が・・・?
■フェルト材

スライド部分の金属部分の衝撃緩和と、隙間を少なくする目的でフェルト材を購入。
このフェルト材をレール部分に貼り付けて、振動を緩和しようと検討。
■フェルト材貼り付け

長さは90cm程度、切り繋いで、全体に貼り付けました。
■施工完了

これで、金属部分同士の干渉も無くなり、上部の隙間もなくすことが出来ました。
ただし、スライドはちょっと硬くなりましたが、納車時と同等だろうと思います。
テスト、走行の結果・・・・
軽く近くまで走りましたが、大きなガタガタ音は、確かに小さくなったような気がします・・・
しかし、まだ少しビビリ音が直ぐ真上辺りから・・・・
どうも、別の場所からの異音のようです。
★調査その3「キャブルーフ部分点検」
運転席上部あたりからのビビリ音を確認するために、さらにバンク下の内張りの内部を見ることにしました。
運転席上部は、キャブのルーフ部分にあたり、もともと車体の屋根にあたります、バンクベットとの間に空間があるので、押すと軽く動きます。
■バンクベット部分とルーフとの間

ルーフが切られた状態で、切り口がむき出しです。
このあたりを、叩いて見ると、ある部分でビビリ音が・・・
屋根そのものがビビッているようです。
■ルーフの固定部分の剥離確認

ルーフ部分を見てみると、二重になった屋根のパネルを固定している溶接が外れていたようです。
この浮きが原因でビビッた音を発生していたようです。
対策として、間にフェルトを挟み、上下パネルが動かないようにテープで固定しました。
結局、走行中のビビリ音は、この鉄板部分の剥離によるものが大きく、大きく振動した際に発生するガタガタだけが、スライドの浮き原因だったようでした。
しばらくは、この状態でテストです!