夏場の暑さ対策のため、いろいろと考えているが、方案として簡易除湿機を使うことを考えてみた。  2004年4月にシャープより発売された「コンビニクーラー」というのがある。  いわゆる除湿機であるが、スポット冷却という冷風機能もあり、簡易クーラーとして使えるというものだ。  そもそも、家庭内で使用する電化製品であるが、同じ部屋という意味では、車内でも同等に使えるのではないかということで、検討した。  この除湿機、背面から温風か出るので、締め切った室内で使うと逆に温度が上がるとのこと。  つまり、排熱を外部にうまく出すことが出来れば、車内でも充分使用可能かと思われる。  家庭内での使用にも使うことを前提に、衝動ではあるが購入してしまった。    ■寸法的には360*225*485mmという大きさで、ウィンドウエアコンや冷風機のような縦型ではない。  色は、シルバーとブルーとレッドの3色があり、ブル-・レッドといっても色合いは薄めである。  私は、レッドとブルーで迷ったが、最終的に飽きがきにくいと思われる「ブルー」にした。    ■キャンカー内の取り付け場所であるが、この機種背面より熱を放出するため、対策として窓際に置き、熱を外へ逃がしてやらなければならない。  そのため、ギャレイ上部か後部2段ベットのいづれかとなった。  とりあえず、一番最適な場所として、車の中央あたりが丁度いいかと思い、ギャレイのシンク横に設置してみることにした。  寸法的には、高さは窓の高さより若干低くなり、横幅は窓ガラスの半分ぐらいなので、丁度裏の排熱口を開放することが出来る。  また、窓開放中は、網戸にしているので、虫対策もOKのようである。(網戸が熱に耐えられるかは、実験中)    ■外側から見ると、窓半分に丁度温水器か何かが付いているようなイメージになった。  特に違和感なく、設置できたと思われる。  裏面上部の小さな口が熱排出で、下の大きな口が吸入口(フィルター内蔵)である。  出来れば、上部の排熱口だけを外に出せるよう、ダクトを付けるといいかもれない。  (ダクトはあまり長くすると抵抗が大きいので、逆に熱を持つそうなので、短いダクトじゃないとダメらしい)    この機種、除湿により溜まった水タンクが1.7Lになると自動で停止する。  連続排水するためには、付属のアタッチメントに直接ホースを取り付るようだ。  シンクがすぐ横にあるので、ホースをそこへ垂らせば、バッチリのようである。  やはり、ポジション的には最適な場所であろう。    実際の冷却効果は、まだ厳密には試してない。  少し運転してみたが、確かに若干冷たい風が出てくる、その代わり背面からは暖かい風が出ている。  うまく車外に逃がしてやれれば、車内の温度が上がることはないだろう。  あとは、窓を開けっぱなしにしているので、窓と本体との隙間の処理、上部の隙間の処理。  雨対策についていろいろと改良も必要と思われる。    今後キャンプやP泊にて、確認を行う。  (とりあえず、インバーターにて運転可能であることは確認できた 消費電力190w~220w)  |