快適化&カスタマイズ

2010.11.20 バックミラーモニター&カメラ増設

前々から付けたいもののリストに上がってはいたのですが、やっと購入して取り付けることになりました・・・バックミラーモニターです。
バックカメラは初めから付いていて、バック時にカーナビに表示されるのですが、カーナビの取り付け位置がセンターコンソールにあるため、見にくい。
さらに、通常走行中は、バックミラーから、かろうじて後方の窓の景色を確認することは出来ても視点が高い位置ため、直ぐ後方に居る車両は見えません。
かと言って、カーナビに常時バックカメラの映像を出しておくわけにはいかないので、バックミラーモニターは欲しいものの一つでした。

■10.2インチ 3画面カラーモニター




いろいろと考えた挙句、3画面表示タイプを選択しました。
リアカメラは付いてるので、1画面タイプさえ購入すれば、使用できるのですが、せっかく付けるなら、カメラを増設して、キャンカー特有の死角を無くそうかと考えました。
入力は4系統、1画面、2画面、3画面と切り替えが出来、それぞれに4系統の映像入力を個別に割り当てられるので、組み合わせはかなりのものです!
4系統、1~3画面で、全部で36通りの表示組み合わせです。
■カメラ2個購入




カメラを2台追加!
本当は、左後方用に1台あれば良かったのですが、モニターが3画面なので、ついでに右側も付けちゃえってことで、2台購入
■モニターのカラーは大理石調




黒一色じゃ、いまいち安っぽく感じるので、大理石カラーを選択しました。
ミラーの大きさは、幅280mm、高さ100mmと、今まで付けていた、後付のミラーとほぼ変わりません。

早速、取り付けです!
まずは、ケーブル取り回しのため、キャブ部分の内装関係を外します。
■左ピラーとバイザーの取り外し


バイザーはネジ2箇所、ピラーはハンドルについてる化粧カバーの下に2個のネジが隠れてますのでこの2つを外せば、ピラーカバーは外れます。
カバーはフックで固定されてるので、手前に引けば外れます。
こは、モニターの電源ケーブルを引き回すルートです。
なるべく外から見えないところに引きたいためです。
■センターコンソールとダッシュボックス




ダッシュボックスは、下に2箇所上部裏に3箇所ネジがあります。
あとは、手前に引けば外れます。
センターコンソールは、ネジがありませんので、手前に引っ張れば外れます。
カバーの裏側には、何箇所か計装関係のカップラがありますので、それを外せば、
完全に分離できます。
ここは、モニターとカメラのケーブル関係を接続するために外しました。

■メーターカバー




右後方カメラのケーブルの引き回しは、メーターの裏側を通しました。
■ミラー用配線ケ-ブル




内張りに沿ってケーブルを通して、あまり目立たないようにしました。

次にカメラですが、本来はミラーカバーに付けるのがいいのでしょうが、カバーに
穴を開けるのがあまり好ましくないので、パイプに付けることにしました。

カメラのプレートをパイプの曲面にある程度合わせるように、ペンチで曲げ加工。
固定は、両面テープに結束バンドで締め付けです。
見栄えがあまり良くないですが、こればかりは・・・

■左後方カメラ




左側は、パイプが水平なので、プレートを縦方向に曲げるだけで、合わせられました。
■右後方カメラ


右側は、パイプがかなり曲がっているので、プレートの曲げ加工が複雑になりました。
最終的には結束バンドで締め付けてますので、劣化して取れれば、また付け替えれば済むので完全固定するよりは、いいでしょう。
特にカメラが安いので、耐久性については、期待できませんので・・・
ケーブルも結束バンドで固定しているので、落下することはないと思いますが・・・
カメラ自体は、防水になってるようですが、心配なのでケーブルとカメラの付根をコーキングしておきました。
バックカメラは、バックギアに連動して、カーナビのモニターに自動表示されるのですが、
カーナビとカメラの組み合わせによっては、カーナビから電源が供給されている、もしくは
電源の入切まで制御されているのもあるので注意!
うちの楽ナビは、カメラ映像のみ自動切換えとなっていたため、カメラ側には常時電源が供給
されているタイプでしたので、映像端子のみを分配のコネクターを使って2分配しました。

では、モニターテストです。
映像の切り替えは、全て付属のリモコンで行え、それぞれの画面ごとに4系統入力から、
すきなものを選べます。
全部同じ映像も出来ます・・・やりませんが(笑)
■1画面表示(その1)




バックカメラの映像を映し出してるところです。
初めから付けていた「カロッツェリア製のカメラ」は、ワイド画面なので真下から後方まで
かなり幅広くカバー出来ます。
そのため、走行中でも、バックミラーに近い視認性があります。
■1画面表示(その2)


キャンピングカーの左後方は、シェルが張り出してる上に、ミラーが横方向までカバー
しきれないので、かなり制限がかかります。
特に車線変更、離合時などは、覗き込んでも死角が多いので、とても危険です。
右後方カメラの映像から、かなり広い範囲を映し出せていることが確認出来ます。
横方向170度、縦方向120度というワイドレンズなため、真横方向から後方までカバー出来ています。
取り付け角度は、シェル部分を少し入れた状態で調整してますが、それでも真横より少し前方部分までカバ-出来ています。
■2画面表示(バックカメラとナビ画面)


2画面表示が縦横比から言えば、ちょうどいいサイズかと思います。
通常走行時は、この組み合わせが一番使われるでしょう。
ナビ画面は、どうしても解像度が悪くなりますが、目安として表示させておくだけで、コンソールのナビ画面をチラ見するよりは、安全でしょう!!
■2画面表示(バックカメラと左後方カメラ画面)




バック時は、まずこの組み合わせが1つ。
後方と左後方で、隣の車との位置を確認できます。
■3画面表示(バックカメラと左後方、右後方カメラ画面)


そして、究極の3画面で、この組み合わせが最強でしょう。
左画面に左後方カメラ、センターがバックカメラ、右画面が右後方カメラです。
画像が荒いので、最終的には肉眼で確認しますが、同時にこの3カメが見れると、車の動きや周りの状況が確認しやすいのは確かです。
実は、これがやりたかったために、3画面タイプを購入したようなものです。
右後方カメラの使い道は、この時ぐらいですかね!!
■2画面表示(左右カメラ)


ちなみに左右のカメラだけを映し出すと、こんな感じになりますが、
実際ミラーに映し出される範囲と比較しても、かなり広いことが判ります。
左ミラーの実像




右ミラー実像





■ミラー機能としては


キャンピングカーのバックミラーは、後部座席の人を見るしか役に立たないので、あまりミラー機能は必要ありませんが、ちなみに電源を落とすと、こんな感じで、ブルーミラーになります。
完全なミラーじゃないので、あまり役にはたちません・・・
これで、かなり運転時の快適化、安全性向上がはかれたかと思います。

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