快適化&カスタマイズ

2010.05.07~09 エントランスドア・キーレス化

前車(クレソンJr)から、いつかはやろうと考えていたエントランスドアのキーレス化ですが、やっと重い腰を上げました。

ミラージュは、ベース車がカムロード。

いわゆるトラックなので、車両の関係上、装備は限られてます。
Gパッケージ仕様になると、そこそこ付いてくるようです。
その中でも、キーレスエントリーは便利な部類になるでしょう。

せっかく、前がキーレスになってるので、エントランスもキーレス化しようと思いましたが、オプションでも設定されてなく、この手の物は完全に自製です。

そのため、以前よりあちこちのホームページで調べてました。
基本的に、前がキーレス化してるので、エントランスドア用にガンモーターを追加することで、可能なのですが・・・

★キーレス化の条件

我が車では、ガンモーターのみでなく、あえて受信機・リモコンのセットを購入しました。

実は、現在、ミラージュは、全席「土禁」にしてます。

運転席・助手席に座る場合、エントランスから靴を脱いで、室内履きに履き替えて運転してます。

バンク部が深くカットされているので、前後の行き来が容易です。
そのため、キャビンで過ごした後、そのまま運転席へと移動できます。

特に雨なんかの場合、エントランスから入ると、運転席周りが濡れなくて済みます。

また、フロントガラスを囲むカーテンを取り付けてる関係上、閉めると前席ドアからの乗り降りがやりにくくなります。
車を止めたときには、プライバシーの観点からも、必ずカーテンを閉めるようにしてるので、乗り降りは、エントランスの方がいいのです。

・・・もちろん我が家の場合です!!

よって、フロントとは独立したキーレスとしました。

また、家族も家の駐車場に止めてるときに、車内を良く利用するので、家族用に1個リモコンが欲しかったこともあります。

今回のセットには、リモコンが2個付属してます。

さらに、確認用のサイレンも無料で付けてくれました。
これは、ロック動作状況の確認を音で行うためです。

電源をサブ側から取るようにしているため、ウィンカーへの接続の際にリレーなどを入れる必要があるので、音での確認にしました。

★キーレスエントリーGET!
エントランスのキーレス化として、買ったのがこれ!

■キーレスエントリー




カリフォルニサン:高性能・キーレスエントリ”用心棒”ちょっといい車用

<セット内容>
(1)コントロールユニット(受信機内蔵)
(2)ガンモーター:1個
(3)リモコン:2個
(4)ケーブル、金具類
(5)オプション:スライドドア用接点
(6)サービス:1トーンサイレン

★事前準備

■エントランスキー部




エントランスのキーは2箇所あります。
一つは、ドアノブを固定するもの、もう一つはドアそのものを固定するもので、基本的には、ドアを固定するキーしか使用していません。

そのため、我が車では、ドア固定側をキーレス化することにしました。

■キー部分分解




ボックスを分解すると、ドアのロックバーが見えます。
このバーに付いた棒とガンモーターからの棒を連結すればOKですが、付属に付いていた連結棒と金具は、空きスペースがほとんど無いため、挿入することが出来ません。
手動のキー回転部分を外すと、なんとかなりそうですが、出来れば手動でも使えるようにしたいため、そのまま残す必要があります。

「しげ坊さん」のHPによると、このキー回転部分に差し込まれた連結棒とを繋ぐ金具を作成することで実現しているようです。

よって、金具の作成です。

■連結金具の作成




金属板から切削して、穴を開けただけです。

★電気系統の取付

■コントロールユニットの取付




まずは、動作確認(不良チェック)を行うため、電気配線を先に行いました。
取り付け場所は、サブバッテリーを置いてあるサードシート下になります。
ここからだと、エントランスも近いので、ドアまでの配線も短くて済みそうだからです。

シート下はサブバッテリーが2個、インバーター、走行充電など、ぎっしり詰まってましたので、少し配置を調整しなおして、床に固定しました。

■サイレンの取付




サイレンは1トーンになりますが、サービスで付けてくれました。

そのまま表に向けると、結構な音だったので、壁側に下に向けて固定。

コントロールユニットからは、かなり多くの線が出てますが、実際に使わないものも多く、また電源への接続が複数あるので、線を束ねて整理しました。

■動作テスト




この状態で、ガンモーターへケーブルを仮付けして動作テスト
動作確認OK、サイレンOK

サイレンもロック時には1回、アンロック時に2回鳴るようになってます。

★ドアへの取付

ここからが、今回のメインイベントになります。
ドアロックを行うガンモーターの取り付けと、金具の取り付けです。

■ガンモーター取付位置の設定




既設のロックの位置と平行になるように取り付けを行うため、位置決めします。

■切り抜き




エントランスドアの切り抜きは、カッターにて行いました。
パネルは薄いので、簡単にカットできますが、問題は中の発砲スチロールです。

掃除機でスチロールの粉を吸い取りながら、かきだします。
そうしないと、辺り一面スチロールだらけになっちゃいます(笑)

■ガンモーター合わせ




ガンモーターの形に切り抜くと、モーター本体が動きにくいとの情報から、、固定できるような形にくりぬきました。

■金具で固定




■動きにくいといっても、次第にずれてくると思うので、別途金具でも固定。




■ガンモーターと既設のロックバー連結




付属の棒で、既設のロックバーを固定するのですが、棒そのものが曲げには弱く、一度曲げると折損しやすいようで、何度か折ってしまいました(泣)

結局、短めにして、付属の金具で分割された棒を連結しました。

■ロックとの連結




ここで、事前に作成した連結金具を使用します。





この金具の穴に、既設の連結棒の片側を差し込み、もう片側にガンモーターからの連結棒を差し込みます。

この連結棒の長さ調整も微妙でしたが、多少ガタがあっても、しっかり動作してくれるようです。
意外と、モーターの力は強いようです。

しかし、取り付けは、かなり大変でした。

★ドア接点の取付

信号ケーブルを直接ガンモーターに接続することも可能ですが、ドア周りに配線が出るのは、タブーってことで、一緒に頼んだオプションのスライドドア用アタッチメントの出番です。

■ドア側接点




ガイド用のシールが付いており、接点用の14mmの穴2箇所と、ネジ止め用の3.5mmの穴2箇所をドリルで開けます。
しかし、14mmのドリルが無かったため、穴の拡張にかなり時間を要してしまいました(笑)
(事前に工具の準備が必要でした)

■アタッチメント取付




接点の棒は、スプリングによって押し出された状態ですが、閉めるとボディ側の接点と密着するような構造になってます。

■ボディ側取付




ボディ側は、14mmの穴1箇所と、3.5mmのネジ穴2箇所です。
付属のゴムパッドを使用すると、ドアを閉めたときに接点にあたらず、引っかかってしまって、ドアさえも閉まらないということになりました。

そのためゴムパッドを外し、裏のむき出しになった接点をテープで絶縁して、薄めにしました。

さらに、ドア側のバーを少し押し込んだ状態にするため、裏の接点を折り曲げました。

■エントランスまでの配線
なるべく表に線を出さないことが基本ってことなので、壁の裏に通せないかと探したところ、エントランス横のモールを外すと、隙間が・・・
そして、サードシート下から穴を開けて、下駄箱の中を通して配線しました。

■ドア周り




■下駄箱内




■ドアの穴の処理




開いた穴は、アクリル板で塞ぎました。
今後のメンテナンスのためにも、ネジ止めとしました。

上側には雨水進入防止のため、コーキング剤を塗ってます。
モーターは、ドア開閉時の一瞬しか動かないので、熱による換気は必要なさそうです。

■リモコン




リモコンは2個付いているので、一つは私用、もう一つは家族用としました。

リモコンには4つのボタンがあります。
(1)ロック: キーがロック(サイレン1回吹鳴)
(2)アンロック: キーがアンロック(サイレン2回吹鳴)
(3)ミュートロック: キーがロック(サイレン無し)
(4)カーサーチ: サイレン5回吹鳴
 ・・・車の在りかを確認するための機能のようですが、キャンカーは目立つので必要なさそうですね。
 でも、離れたところから、不審者への警告には使えるかもしれません(笑)

■苦労した点

(1)配線をなるべく隠すために壁面の穴の通り状態を探るのに、針金などを利用したが、思いのほか時間がかかった。(車内は狭くて暗いので・・・)

(2)ガンモーターとロックバーの連結時にバーが曲げに弱く、すぐに折損してしまい、結局使用する予定でなかった付属金具を使って何とか連結させた。
(日本製じゃないので、作りがアバウトです)
また、ドアが垂直に立っているので、金具を仮止めするのに手で押さえながらやる必要があり、何度も部品を落としてやり直しました(笑)

(3)ドアの接点用の穴あけに14mmのドリルが無かったので、穴を拡張するのにかなりの時間と労力を要した。(事前準備要)

(4)ドアの接点金具が、うまくかみ合わず、てこずった。

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